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2023年11月10日

生成AI基盤モデルの開発力の確保に向け、競争力があり波及効果が大きい基盤モデルの開発を行う企業等を支援するため、本日、NEDOポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業において公募を開始しました。

1.背景

生成AIは、様々な製品やサービスに組み込まれることでそれらを利用しやすくするとともに、労働力不足などの社会課題の解決にも貢献すると期待されている革新的な技術です。産業活動や国民生活に大きな影響を与えると考えられています。
中でも、様々な用途ごとのAIのベースとなる基盤モデルの開発力は、生成AIのリスクを適切に管理しつつイノベーションを創出する土台となるものです。
基盤モデルは、言語分野を中心に開発や利用が進んでいますが、言語以外の様々な分野のデータを扱えるようにすることや、利用しやすくするように機能を適切に分割することなど、様々な方向性が世界各国で検討されています。こうした黎明期において、日本としても高度なソフトウェア開発人材を涵養し、その開発力を確保することが重要です。
このため、NEDOポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業において、競争力があり波及効果が大きい基盤モデルの開発を行う企業等を、一定期間集中的に支援します。

2.事業内容

基盤モデルを開発する上で特に課題となる高度な計算資源について、速やかに一括調達するとともに、公募及び有識者の審査を経て、競争力や波及効果の面で有望と認められる基盤モデルの開発に対し、計算資源の利用料を補助します(中小企業等は定額補助、大企業は1/2補助)。
計算資源について、今回はGoogle Cloudを利用します。
公募の詳細については、下記掲載のNEDOのサイトを御確認下さい。
なお、採択された企業等を中心に、AIモデルの開発力を持つ者や、様々な分野のデータを提供することができる者、AIの利用者などにも参画いただいた形で、相互連携やナレッジシェアを促進するコミュニティ活動も行います。

3.公募期間

2023年11月10日(金曜日)から2023年12月11日(月曜日)12時

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担当

商務情報政策局 情報産業課
ソフトウェア・情報サービス戦略室長 渡辺
担当者:杉之尾、山脇 
電話:03-3501-1511(内線 3981)
メール:bzl-softsitu-jimu★meti.go.jp 
※[★]を[@]に置き換えてください。

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