外務省・新着情報

冒頭発言

第2回グローバル難民フォーラム

【上川外務大臣】私(上川大臣)から1件ございます。
 本日から14日まで、私(上川大臣)は、スイス・ジュネーブを訪問し、フランス、コロンビア、ヨルダン、ウガンダと共に、グローバル難民フォーラムを共催いたします。
 世界各地で長期化する紛争により、1億人以上の難民・避難民が発生しています。特に脆弱な子供たち、女性の「人間の尊厳」が脅かされています。悪化の一途をたどる人道状況の改善に向け、国際社会の団結と協力強化を強く呼びかけてまいりたいと思います。
 また、本フォーラムには、イスラエル・パレスチナ情勢に起因する難民問題に直面する中東諸国も参加しております。ガザ情勢につきましては、戦闘が再開され南部を含むガザ全域に拡大していることを強く懸念しています。この機会を捉え、こうした関係国や国際機関との二国間会談を行い、現状認識や今後の見通しについて対面で率直に議論し、人道状況の改善や事態の沈静化等に向けた外交努力を継続していく考えであります。
 こうした切れ目のない外交を展開することによって、日本の存在感を高めていくとともに、国際社会の平和と安定に貢献していく考えであります。
 以上です。

政治資金問題

【毎日新聞 川口記者】安倍派を中心とした政治資金をめぐる問題に関してお伺いします。昨日、立憲民主党により、官房長官への不信任案が出され、内閣不信任案も検討されています。こうした現状で大臣は、現在、官房長官など疑惑を持たれている閣僚が説明責任を果たしているとお考えか、また、政府の中枢にいる政務三役は、この問題でどのように説明責任を果たすべきとお考えか、お願いいたします。

【上川外務大臣】この場におきまして、お尋ねのような政治をめぐる情勢・状況につきまして外務大臣としてお答えをすることにつきましては、差し控えさせていただきたいと思います。
 私(上川大臣)としては、就任以来申し上げているところでありますが、我が国の外交が国民の皆様から支えていただけるよう、国民に寄り添い、その声をしっかり吸い上げながら、エビデンスに裏付けられた外交、まさに「国民に理解され、支持される」外交を進めてまいりました。
 外務大臣として、引き続き、そうした姿勢で日本の国益をしっかり守り、そして日本の存在感を高めてまいりたいと考えています。

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