外務省・新着情報

令和6年1月7日
シュミハリ首相と握手する上川外務大臣
シュミハリ首相表敬の様子

 現地時間1月7日14時00分(日本時間7日21時00分)頃から約50分間、ウクライナ訪問中の上川陽子外務大臣は、デニス・シュミハリ・ウクライナ首相(H.E. Mr. Denys SHMYHAL, Prime Minister of Ukraine)への表敬を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、シュミハリ首相から、能登半島地震の被害に対するお見舞いの言葉が述べられるとともに、G7議長国としての日本の貢献への謝意表明がありました。さらに、日・ウクライナ経済復興推進会議に向けて取り組んでおり、成功を確信している旨の発言がありました。これに対し上川大臣から、能登半島地震の被害に対するお見舞いに謝意を表するとともに、昨年のG7議長国としての日本の取組に言及しつつ、2月19日の日・ウクライナ経済復興推進会議も日本のコミットを示すものであり、民間の関与も得て同会議を成功させ、中・長期的なウクライナの復興につなげたい旨述べました。
  2. 上川大臣から、昨年11月の辻󠄀清人外務副大臣及び岩田和親経済産業副大臣による日本企業の参加を得たウクライナへの経済ミッションの成果に言及しつつ、日・ウクライナ経済復興推進会議では、ウクライナと協働して民間セクターが関与する10本以上の協力案件文書を署名できるように準備し、日本が官民をあげてウクライナの復旧・復興に取り組む姿勢を内外に力強く示したい旨述べ、両者は、復旧・復興に関する両国間の取組の進捗状況を確認しました。
  3. この他、両者は、汚職対策を始めとするウクライナによる国内改革の状況や日・ウクライナ政府間の連携について意見交換を行いました。

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