外務省・新着情報

令和6年4月18日

 現地時間4月18日午後1時40分(日本時間4月18日午後8時40分)から約120分間、G7外相会合に出席するためイタリア・カプリ島を訪問中の上川陽子外務大臣は、AUとのワーキングランチに参加したところ、概要は以下のとおりです(G7各国外相及びEU上級代表が参加)。本ワーキングランチには、AU議長国であるモーリタニアから、メルズーグ外務・協力・在外モーリタニア人大臣が参加しました。

  1. 本ワーキングランチでは、アフリカとのパートナーシップ強化やサヘル情勢について率直な意見交換が行われました。
  2. 上川大臣からは、メルズーグ大臣の参加を歓迎した上で、アフリカの重要性が高まる中で、G7としてアフリカとの協力を強めていきたい旨述べました。また、上川大臣から、アフリカの持続的発展に向けた日本の取組を説明しつつ、政治的安定の重要性に関して、G7を含む国際社会が、AUやECOWASと連携し、サヘル諸国への関与を継続することが重要であることを強調しました。
  3. さらに、上川大臣から、日本のTICADの取組について説明し、本年のG7での議論も活かしていきたいと述べつつ、日本が推進してきている「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の意義を改めて説明しました。
  4. G7として、引き続きアフリカ諸国が直面する課題に対処していくことで一致しました。

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