外務省・新着情報

令和6年1月9日
ハロネン・フィンランド元大統領に表敬し、懇談をする上川外務大臣

 現地時間1月9日午前11時(日本時間同日午後6時)から約45分間、ヘルシンキ(フィンランド)を訪問中の上川陽子外務大臣は、タルヤ・ハロネン・フィンランド元大統領(H.E. Ms. Tarja Halonen, Former President of the Republic of Finland)(WPLグローバル諮問委員)を表敬したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、ハロネン元大統領から先般の能登半島地震の被害者に対するお見舞いの言葉があり、上川大臣から謝意を表しました。上川大臣から、外相としても、国会議員としても大先輩であるハロネン元大統領への表敬は大変光栄な機会である旨発言しつつ、WPLの日本のアンバサダーとしての活動にも触れながら、女性・WPSをめぐる課題について、個々の国や機関をつなぐ「面」の意識で具体的に取り組むことが重要と考えている旨述べました。
  2. また、上川大臣から、外務大臣として、WPSを日本の主要外交政策の一環として力強く推進している旨述べ、特に、昨日までにキーウやワルシャワで、ウクライナの女性や子どもたちの話を直接聞いたことを説明し、ウクライナでWPSを具体的に進めていかなければならないとの気持ちを新たにした旨述べました。先方からは上川大臣の取組を評価しつつ、フィンランド社会での 男女共同参画の現状について説明があり、女性それぞれの役割、WPS、ガザ情勢を含む国際情勢といった話題について率直な意見交換を行いました。

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