外務省・新着情報

令和6年1月9日
フィンランド女性協会連合幹部と握手する上川外務大臣
フィンランド女性協会幹部と意見交換を行う上川外務大臣

 現地時間1月9日午前12時20分(日本時間同日午後7時20分)から約60分間、ヘルシンキ(フィンランド)を訪問中の上川陽子外務大臣は、シッラ・カッコラ・フィンランド女性協会連合事務局長(Ms. Silla KAKKOLA, Secretary General of The Coalition of Finnish Women’s Associations)、及びインカ・ホプス・フィンランド国会議員(Ms. Inka HOPSU, Member of the Parliament of Finland)と意見交換したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、先方から 先般の能登半島地震の被害者に対するお見舞いの言葉があり、上川大臣から謝意を表しました。また、上川大臣から、近く予定されているカッコラ事務局長のNWECグローバルセミナー基調講演のための訪日を歓迎し、WPLの日本のアンバサダーとしての活動にも触れながら、女性・WPSをめぐる課題について個々の国や機関をつなぐ「面」の意識で取り組むことが重要と考えている旨述べました。先方からは、上川大臣のフィンランド訪問を歓迎するとともに、意見交換の機会をうれしく思う旨述べました。
  2. また、上川大臣から、外務大臣として、WPSを日本の主要外交政策の一環として力強く推進している旨述べ、特に、昨日までキーウやワルシャワで、ウクライナの女性や子どもたちの話を直接聞いた、ウクライナ支援にWPSの視点を具体的に取り入れていきたい旨述べました。先方からは上川大臣のロールモデルとしての役割を評価しつつ、女性協会連合の役割やフィンランドでの男女共同参画の現状について説明があり、WPS、政治部分への女性の参画、とりわけ子育てとの両立といった話題について率直な意見交換を行いました。

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