外務省・新着情報

令和6年1月10日
正面を向き、握手を交わす、林官房長官とコーマン事務総長の様子

 1月10日、午後4時から約20分間、林芳正官房長官は、マティアス・コーマン経済協力開発機構(OECD)事務総長(Mr. Mathias Cormann, Secretary-General of the Organisation for Economic Co-operation and Development(OECD))の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林官房長官から、コーマン事務総長との再会を嬉しく思う、日本が5月2日及び3日に開催されるOECD閣僚理事会の議長国を務めることを踏まえ、OECDとの協力を一層推進していきたい旨述べました。また、能登半島地震に関するOECDからのお見舞いメッセージへの謝意を表しました。
  2. さらに、林官房長官から、OECDの東南アジア地域へのアウトリーチの重要性を指摘し、その関連でOECD東京センターを一層活用することについて、引き続きコーマン事務総長と連携していきたい旨述べました。
  3. これに対し、コーマン事務総長から、改めて能登半島地震で人命が失われたことに哀悼の意を表するとともに、本年のOECD閣僚理事会の成功に向け、日本を最大限サポートしていく旨述べました。
(参考1)コーマン事務総長の略歴

  • 1970年9月ベルギー生まれ(53歳)。現在は、オーストラリア国籍。
  • 2013年から2020年までオーストラリア予算大臣。
  • 2021年6月に第6代OECD事務総長に就任。
(参考2)OECD閣僚理事会

  • OECD閣僚理事会は、OECDの最高意思決定機関である理事会に、各国の閣僚が参加し、年1回開催される最も重要な会合。
  • 日本がOECD閣僚理事会の議長国を務めるのは、1978年及び2014年に次いで3度目。

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