外務省・新着情報

令和6年1月10日
  1. 1月7日(現地時間同日)、バングラデシュで第12次総選挙が実施され、翌8日、バングラデシュ選挙管理委員会が、開票結果を発表しました。 我が国からは、渡邉正人元駐バングラデシュ日本国特命全権大使を団長とする外務本省及び在外職員、外部の専門家からなる選挙監視団が現地で監視活動を行いました。
  2. 今回の総選挙では、幾つかの不備が報告されたものの、全体としては概ね平穏裏に実施されており、我が国は、これを歓迎します。我が国の選挙監視団が視察した限り、選挙プロセスは手続に従い実施されていました。一方で、総選挙に至る過程において、死傷者を伴う暴力が発生したことについては残念に思います。
  3. 日本は、戦略的パートナーであるバングラデシュにおいて、民主主義国家としての一層の発展のための取組が進展することを望むとともに、今後も発展と繁栄に向けた協力を継続し、二国間関係を更に発展させていく考えです。
(参考)総選挙の結果概要(1月8日バングラデシュ選挙管理委員会発表)

 全298議席の内、結果は以下のとおり。与党連合が224議席を獲得し、圧倒的多数派となった。別途の女性留保枠(50議席)は各党の議席数に応じて、各党に比例配分される。

  • 与党連合 224議席
    (内訳)アワミ連盟【222】、労働者党【1】、国民社会党【1】
  • 野党 12議席
    (内訳)国民党(エルシャド派)【11】、福祉党【1】
  • その他独立候補 62議席

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