外務省・新着情報
令和6年1月11日
表敬を受ける岸田総理（写真提供：内閣広報室） 1月11日、午後3時10分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、訪日中のフン・セン・カンボジア王国国王高級顧問団長（Samdech Akka Moha Sena Padei Techo HUN SEN, President of the Supreme Council of His Majesty the King of the Kingdom of Cambodia）の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
表敬には、日本側から森屋宏官房副長官他が、また、カンボジア側からは、フン・マニー公務員大臣他が同席しました。
- 冒頭、岸田総理大臣から、フン・セン国王高級顧問団長の訪日を歓迎する旨述べ、二国間関係の強化及び地域・国際場裡における連携のため、カンボジアと協力していきたい旨述べました。これに対し、フン・セン顧問から、フン・マネット首相と岸田総理の下でも、両国間の協力が進展していることを歓迎する旨述べました。
- 岸田総理大臣から、二国間協力では、デジタル分野や連結性強化、安全保障分野、カンボジアの民主的発展において協力していきたい旨述べました。また、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応、ミャンマー情勢、ロシアによるウクライナ侵略、イスラエル・パレスチナ情勢等の地域・国際社会の諸課題についても連携していきたい旨述べました。
これに対し、フン・セン顧問から、カンボジアにおける日本の貢献に謝意表明があるとともに、フン・セン顧問は、日本との間で、二国間関係の強化及び地域・国際場裡における連携を引き続き推進していきたい旨述べました。