外務省・新着情報

令和6年1月11日
ルッテ首相と記念撮影を行う上川外務大臣

 現地時間1月11日午前11時55分(日本時間同日午後7時55分)から約25分間、ハーグ(オランダ)を訪問中の上川陽子外務大臣は、マルク・ルッテ・オランダ首相(H.E. Mr. Mark Rutte, Prime Minister and Minister of General Affairs of the Kingdom of the Netherlands)を表敬したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、ルッテ首相から、能登半島地震と羽田空港での航空機事故に関するお見舞いの言葉が述べられると共に、上川大臣のオランダ訪問を歓迎、日オランダ関係を一層強化していきたい旨述べました。これに対し、上川大臣から、能登半島地震及び羽田空港での航空機事故に関するお見舞いへの謝意を表明した上で、オランダは、価値や原則を共有する戦略的パートナーであり、400年以上に及ぶ両国の友好関係を引き続き大切にし、重層的に発展させていきたい旨述べました。
  2. 上川大臣から、長年にわたりルッテ首相が欧州のリーダーとして発揮してきた指導力に敬意を示しつつ、同首相の下での安全保障面を含め日蘭関係が発展してきたことを歓迎し、両者は欧州とインド太平洋の安全保障は不可分であり、安全保障分野を含め両国関係を強化していくことで一致しました。
  3. その他、両者は、中東情勢やロシアによるウクライナ侵略を含む地域情勢についても意見を交わし、緊密に連携していくことを確認しました。

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