外務省・新着情報

令和6年1月12日
ヴィエイラ・カーボベルデ外務・協力閣外大臣と握手をする辻󠄀外務副大臣
辻󠄀外務副大臣とヴィエイラ・カーボベルデ外務・協力閣外大臣の会談の様子

 1月12日、午前11時00分から約30分間、辻󠄀清人外務副大臣は、訪日中のミリアン・ジャミラ・セナ・ヴィエイラ・カーボベルデ外務・協力閣外大臣(H.E. Mrs. Miryan Djamila Sena VIEIRA, Secretary of State for Foreign Affairs and Co-operation, Republic of Cabo Verde)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、ヴィエイラ大臣から令和6年能登半島地震に対するカーボベルデ政府からのお見舞いのメッセージを改めて伝達し、辻󠄀副大臣からこれに対して謝意を表明しました。また、辻󠄀副大臣からヴィエイラ大臣の今般の日本滞在を通じ、両国の友好関係が更に発展することを期待する旨発言するとともに、我が国として、カーボベルデのような国際法の遵守や民主主義、人権といった普遍的価値を共有する国との協力を重視している旨、述べました。これに対し、ヴィエイラ大臣は、TICAD、人間の安全保障の推進等を通じた日本のアフリカや国際的な課題解決への貢献を高く評価する旨述べました。
  2. 辻󠄀副大臣から、日本の食糧援助などにおける二国間協力に言及しつつ、同じ島国として、今後も水産、食料安全保障、災害管理等の分野を始めとし、持続可能な成長に向けたカーボベルデの開発努力を後押ししていきたい旨述べました。これを受け、ヴィエイラ大臣からは、食料安全保障、水産、保健等の分野における日本によるカーボベルデに対する支援への謝意とともに、二国間関係の更なる強化に向けた期待が表明されました。
  3. 辻󠄀副大臣から、安保理改革を含む国連の機能強化の重要性について述べ、双方は、TICADや国連の場を通じて、共に地域及びグローバルな課題において協力していくことを確認しました。

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