外務省・新着情報

令和6年1月14日
チェンチャー州首相と握手する上川外務大臣
上川外務大臣とチェンチャー・ドイツ・ハンブルク州首相との会談の様子
署名する上川外務大臣の様子

 1月14日、現地時間午後6時30分(日本時間午前2時30分)から約50分間、上川陽子外務大臣は、訪問中のドイツ・ハンブルクにおいて、ペーター・チェンチャ ー・ドイツ・ハンブルク州首相(Dr. Peter Tschentscher, Premier of the State of Hamburg)と会談したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 上川大臣から、先般の能登半島地震の被害へのハンブルク州政府による温かいお見舞いに対する謝意を伝えた上で、海運国日本の伝統的な窓口であるハンブルクを訪問できて嬉しい旨述べました。これに対し、チェンチャー州首相から、上川大臣のハンブルク訪問を歓迎する、能登半島地震へのお見舞いを改めてお伝えしたい旨述べました。
  2. 上川大臣は、ハンブルク州は再生可能エネルギー、ライフサイエンス分野における重要拠点であるとして、日系企業の受け入れに係る州政府による支援に謝意を表明し、引き続き、日系コミュニティへの支援を要請しました。 双方はまた、ハンブルク州と姉妹都市関係にある大阪やハンブルク州と神戸市や福島県との間でのクリーンエネルギーやライフサイエンス分野における協力など、 日本の自治体との間で行われている協力について意見交換を行いました。
  3. 双方は、ウクライナ、紅海を含む中東、東アジア情勢や海洋安全保障、経済安全保障分野に関し意見交換しました。双方は、日・ハンブルク関係をさらに強化していくことで一致しました。

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