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令和6年1月22日
ゴールドファインIDB総裁と握手をする穂坂外務大臣政務官
穂坂外務大臣政務官とゴールドファインIDB総裁の会談の様子

 1月22日、午後4時から約20分間、穂坂泰外務大臣政務官は、訪日中のイラン・ゴールドファイン米州開発銀行総裁(Mr. Ilan Goldfajn, President of the Inter-American Development Bank)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、穂坂政務官から、イラン・ゴールドファイン総裁の訪日を歓迎するとともに、中南米地域の開発途上国における経済社会開発への貢献にあたり、重要なパートナーであるIDBとの協力を更に強化していきたい旨述べました。
  2. また、穂坂政務官は、本年は、ペルー及びブラジルにおいて、それぞれAPEC及びG20が予定されていることや、「日・カリブ交流年2024」でもあり、中南米との関係強化が期待される年であることにも触れつつ、JICA(国際協力機構)とIDBが、CORE等を通じて連携することにより、日本と中南米地域との協力関係が一層深まっていくことへの期待を示しました。
  3. これに対し、ゴールドファイン総裁からは、日本政府によるこれまでのIDBへの協力に対する謝意が表明されるとともに、日本とIDB及び中南米地域全体との友好・協力関係を様々な分野において引き続き発展させていきたい旨述べました。
(参考1)米州開発銀行(IDB)

 中南米・カリブ地域の域内加盟国の経済・社会発展に貢献することを目的として、1959年に設立された国際開発金融機関。米州の28か国に加え、域外の20か国が加盟(アジアからは日中韓の3か国が加盟)し、合計48か国から構成。

(参考2)CORE(Cooperation for Economic Recovery and Social Inclusion

 中南米・カリブ地域の、再生可能エネルギー及び省エネルギーを含む質の高いインフラ、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ、防災分野における経済開発を推進するJICAとIDBの協調融資枠組み。2012年3月のIDB総会(ウルグアイ・モンテビデオ)にて創設した。


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