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2024年1月22日

1月22日(月曜日)、齋藤経済産業大臣は、トルクメニスタンのメレドフ副首相兼外務大臣と会談を行い、経済・エネルギー分野における二国間協力について意見交換しました。
会談後、エネルギートランジションに関する政府間覚書を締結するとともに、川崎重工業株式会社・伊藤忠商事株式会社とトルクメンヒミヤ社との覚書署名に立ち会い、二国間の具体的な協力の進展を歓迎しました。

会談概要

1月22日(月曜日)、齋藤経済産業大臣は、トルクメニスタンのメレドフ副首相兼外務大臣と会談を行いました。
会談では、昨年9月に創設した「中央アジア+日本」対話・経済エネルギー対話での議論を具体化するために、経済・エネルギー分野における二国間協力について意見交換し、エネルギートランジションに係る政府間覚書を締結するとともに、本年開催する見込みの「中央アジア+日本」対話・首脳会合も見据え、更なる協力関係の強化を確認しました。
また、川崎重工業株式会社・伊藤忠商事株式会社とトルクメンヒミヤ社(トルクメニスタン国営化学公社)とのGTGや肥料プラント等に係る覚書署名に立ち会いました。こうした案件の具体化により、今後のエネルギー分野における二国間協力の加速化が期待されます。

※ Gas to Gasolineの略。天然ガスを原料に、高品質ガソリンを効率的に製造するプラント。
参考:日本・トルクメニスタン間のエネルギートランジションに関する政府間覚書
省エネルギー、再生可能エネルギー、水素、アンモニア、e-fuel、二酸化炭素回収・利用・貯蔵(CCUS)/カーボン・リサイクル技術(Carbon Recycling)、メタンリーク対策、 高効率発電技術などの利用可能なすべてのエネルギー源、技術及び選択肢を活用した現実的なエネルギートランジションの実現に向けて、日本とトルクメニスタンのエネルギー協力を促進・強化するため、経済産業省とトルクメニスタン外務省との間で締結。その手段として、カーボンニュートラルに向けたロードマップ策定支援などを明記。また経産大臣とメレドフ副首相兼外務大臣との間で2018年に署名し、2019年に更新した両国のインフラ分野の協力に関する覚書(ロードマップ)を統合。
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担当

通商政策局 ロシア・中央アジア・コーカサス室長 渡邉
担当者:宮崎、小池、岡田
電話:03-3501-1511(内線 3005)
メール:bzl-russia-inquiry★meti.go.jp
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