外務省・新着情報

令和6年2月8日
赤堀地球規模課題審議官とイヴォンネ・イゲーロ・ワシントン条約(CITES)事務局長

 2月5日、午後2時30分から約45分間、赤堀毅地球規模課題審議官は、来日中のイヴォンネ・イゲーロ・ワシントン条約(CITES)事務局長(Ms. Ivonne Higuero, Secretary-General, Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora)との間で意見交換を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、赤堀地球規模課題審議官から、我が国は、野生動植物の保護及び保全については科学的データに基づいた持続可能な利用の考えが重要との基本的立場に基づき、常設委員会アジア地域代表として事務局長と緊密に連携し、条約の適切な履行に貢献していきたい旨述べました。
  2. これに対し、イゲーロ事務局長から、日本を始めとする締約国と協力し、CITESの目的である過度の国際取引からの野生動植物の保護に努めていきたいと述べました。
  3. 両者は、ワシントン条約事務局が実施し、日本からも拠出を行っているゾウ密猟監視(MIKE:Monitoring the Illegal Killing of Elephants)プログラムにおける協力の継続や、ワシントン条約附属書への掲載種の追加にあたっての検討のあり方などについても意見交換を行いました。

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