外務省・新着情報

令和6年2月10日
(写真)上川外務大臣とトゥイマレアリイファノ・サモア独立国国家元首夫妻
トゥイマレアリイファノ・サモア独立国国家元首から記念品を受け取る上川外務大臣
上川外務大臣とトゥイマレアリイファノ・サモア独立国国家元首との懇談の様子

 現地時間2月10日午前11時30分(日本時間同日午前7時30分)から約30分間、サモア独立国を訪問中の上川陽子外務大臣は、トゥイマレアリイファノ・ヴァアレトア・スアラウヴィ・サモア独立国国家元首 (His Highness TUIMALEALI’IFANO Va’aletoa Sualauvi II, Head of State, Independent State of Samoa)への表敬を実施したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、サモア側の温かい歓迎と表敬の機会に感謝する旨述べ、日本とサモアは太平洋で結ばれた大切な友人であり、サモアを訪問でき嬉しく思う旨述べました。これに対し、トゥイマレアリイファノ国家元首から、両国の緊密な関係に触れつつ、訪問を大いに歓迎する旨述べました。
  2. 上川大臣から、法の分野で長年の経験を有するトゥイマレアリイファノ国家元首に対し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化及び人間の尊厳が守られる安全・安心な世界の実現に向けた外交について述べました。両者は、法の支配の重要性で一致し、トゥイマレアリイファノ国家元首から、第10回太平洋・島サミット(PALM10)及びPALM中間閣僚会合への期待が述べられました。
  3. なお、上川大臣から、能登半島地震へのトゥイマレアリイファノ国家元首からのお見舞いに対する謝意を述べた上で、被災地の復興を願い、金沢箔の小箱を贈呈しました。トゥイマレアリイファノ国家元首から、特に犠牲となられた御家族、被害を受けられた日本国民の皆様に心からのお悔やみとお見舞いを申し上げる、速やかな復旧を祈念するとの発言がありました。

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