外務省・新着情報
令和6年2月12日
現地時間2月12日午前11時35分（日本時間同日午前8時35分）から約25分間、太平洋・島サミット（PALM）第5回中間閣僚会合出席のため、フィジー共和国のスバを訪問中の上川陽子外務大臣は、フェキタモエロア・カトア・ウトイカマヌ・トンガ王国外務大臣兼観光大臣(Hon. Fekitamoeloa Katoa ‘Utoikamanu, Minister for Foreign Affairs and Minister for Tourism, Kingdom of Tonga)との会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣から、両国は、皇室・王室交流やラグビーを通じた若い世代の交流等により友好な関係を築いてきた旨述べた上で、日・トンガの「キズナ」に加えて共通の価値及び原則に基づく協力関係を強化していきたい旨述べました。
- 上川大臣から、我が国による農産品加工等のための機材供与がトンガの農産品の輸出拡大に寄与することを期待する旨述べるとともに、海底火山噴火・津波を受けた復興・防災にも引き続き協力していく旨述べました。これに対し、ウトイカマヌ外相から、早期警報システムが役立ったことにも触れつつトンガに対する長年にわたる協力について日本政府・国民に対する謝意が述べられました。
- 両者は、地域情勢についても、率直な意見交換を行いました。
- 両者は、本年開催予定のPALM10に向け、緊密に連携していくことで一致しました。
- なお、能登半島地震に関連し、被災地の復興を願い、上川大臣から金沢箔の小箱を贈呈しました。