外務省・新着情報

令和6年2月14日
歓迎レセプションで挨拶をする柘植外務副大臣
参加者記念撮影の様子

 2月13日、柘植芳文外務副大臣は、「令和5年度Juntos!!中南米対日理解促進交流プログラム」で訪日中の日系社会グループ、SICA・キューバグループ、太平洋同盟グループの参加者(若手行政官、ジャーナリスト等)を招いて、歓迎レセプションを開催したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、柘植副大臣は、主催者として挨拶を行い、本プログラムの趣旨や実績について紹介しつつ、本プログラムの参加者は日本の重要なパートナーであり、日本の良き理解者として日本と母国をつなぐ役割を担うことを願う旨、また、参加者の滞在が日本を知る上で充実したものとなることを期待する旨述べました。さらに、柘植副大臣は、現下の国際情勢において、国際社会を協調に導く上で、長年の友好関係で結ばれた我が国と中南米諸国との連携を深めていくことが重要になっている旨指摘しつつ、日本と中南米諸国の関係の一層の発展を祈念する旨述べました。
  2. これに対し、本プログラムの参加者の代表から答礼の挨拶が行われ、今回の招へいへの謝意が表明されるとともに、様々な分野における日本の知見を学び,帰国後は、自国と日本との交流に積極的に貢献していきたい旨の発言がありました。
(参考1)Juntos!!中南米対日理解促進交流プログラム

 中南米における対日理解の促進と、深い相互理解に立脚した日・中南米関係の発展を図ることを目的に、中南米各国で様々な分野において日本との関係強化に貢献することが期待される大学生、若手行政官、ジャーナリスト、政治家等を対象にして実施する親日派・知日派の発掘・育成プログラム。
 平成27年度に開始し、これまでに760名以上が参加している。今回の交流プログラムには、中南米の17の国から計33名が参加。

(参考2)日系社会

 中南米諸国には約240万人の日系人がおり、世界最大規模を誇る。

(参考3)中米統合機構(SICA)

 エルサルバドル、グアテマラ、コスタリカ、ニカラグア、パナマ、ベリーズ、ホンジュラス、ドミニカ共和国の8か国から構成される中米の地域協力の枠組み。地域の経済社会統合を図り、平和・自由・民主主義・開発を達成させることを目的としており、日本はオブザーバー国。

(参考4)太平洋同盟

 チリ、コロンビア、メキシコ及びペルーから構成される、加盟国間の経済的統合を目指す組織。2011年4月設立。設立の大きな目標として加盟国間の経済連携の深化とアジア太平洋地域との関係強化を掲げる。日本は2013年1月にオブザーバー参加。


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