外務省・新着情報

令和6年2月14日
(写真1)柘植外務副大臣と参加者の懇談の様子
(写真2)柘植外務副大臣と参加者の懇談の様子
柘植外務副大臣と参加者の集合写真

 2月13日15時00分から約30分間、柘植芳文外務副大臣は、「令和5年度Juntos!!中南米対日理解促進交流プログラム」で来日中の太平洋同盟諸国若手外交官・行政官7名の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、柘植外務副大臣から、参加者の来日を歓迎するとともに、太平洋同盟は、日本と自由や民主主義、法の支配といった基本的価値を共有する重要な枠組みであり、日本はアジアで初めてのオブザーバーとして協力を進めてきている旨述べました。また、今回のプログラムで得られた経験や人的ネットワークを活かし、日本の良き理解者として、母国で活躍いただきたい旨述べました。
  2. これに対し、各国の被招へい者から、今回のプログラムにより、日本の取組を学ぶ機会が得られたことに謝意が表されるとともに、プログラムを通じて学んだ農業とICTの分野を始めとする日本の知見や経験を母国に持ち帰り、今後日本と太平洋同盟との一層の関係強化に励みたい旨発言がありました。

(参考1)太平洋同盟(Alianza del Pacífico):チリ、コロンビア、メキシコ及びペルーから構成される、加盟国間の経済的統合を目指す組織。2011年4月設立。設立の大きな目標として加盟国間の経済連携の深化とアジア太平洋地域との関係強化を掲げる。日本は2013年1月にオブザーバー参加。

(参考2)招へい概要:Juntos!! 中南米対日理解促進交流のスキームの1グループとして太平洋同盟加盟国から若手行政官等を招へいするプログラム。今回は「農業とICTの利活用」をテーマに、政府関係者、学術・企業関係者等との幅広い意見交換及び視察等を予定。

発信元サイトへ