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令和6年2月16日
提言書を掲げる岸田総理大臣、遠藤日本側共同議長、トーマスEU側共同議長代理 (写真提供:内閣広報室)
表敬及び提言書手交の様子 (写真提供:内閣広報室)
遠藤日本側共同議長から岸田総理大臣へ提言書の手交 (写真提供:内閣広報室)

 2月16日、午後2時55分から約10分間、岸田文雄内閣総理大臣は、日・EUビジネス・ラウンドテーブル(Business Round Table:BRT)の遠藤信博日本側共同議長(日本電気株式会社特別顧問)、クリストファー・トーマスEU側共同議長代理(メルク株式会社代表取締役社長)(Mr. Christopher D. Thomas, Representative Director, President Merck Ltd.)の表敬及び提言書の手交を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、遠藤日本側共同議長から、昨年11月の日・EUビジネス・ラウンドテーブル年次会合にて採択された日本政府及び欧州委員会に対する提言書が、岸田総理大臣に手交されました。
  2. 次に、遠藤日本側共同議長から、同年次会合では、G7における日本のリーダーシップを評価しつつ、経済安全保障、デジタル、グリーン、ヘルスケア、金融等について議論した旨、また日EU企業間のコラボレーションへの期待が高いことを感じた旨説明があり、日本政府及び欧州委員会による日EU企業協力を促進するような環境整備への期待が述べられました。続いて、トーマスEU側共同議長代理から、BRTとして、引き続きEUと日本の重要な関係を強化するために尽力する旨発言がありました。
  3. 最後に、岸田総理大臣から、日・EUビジネス・ラウンドテーブルの提言書は、日・EU経済関係の強化に資するものであり、提言書の内容も踏まえ、日・EU間協力の更なる発展に向け、官民で緊密に連携していきたい旨伝えました。
(参考)日・EUビジネス・ラウンドテーブル(BRT)別ウィンドウで開く

  •1999年に設立された日本とEUのビジネス界の対話の枠組み。日本とEUで交互に年次会合を開催(直近の年次会合は昨年11月7日にブリュッセルで開催)。
  •日本側共同議長:遠藤信博 日本電気株式会社特別顧問
  •EU側共同議長:ベレン・ガリーホ メルクグループCEO

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