外務省・新着情報

令和6年2月19日
登壇する上川外務大臣
セッションの風景
ひまわりをデザインしたTシャツ贈呈の様子

 2月19日、「日・ウクライナ経済復興推進会議」開催の機会に、経団連会館において、ウクライナの復旧・復興に女性・平和・安全保障(Women, Peace, and Security:WPS)の視点をいかに組み込んでいくべきかを考える「WPSセッション」が開催され、日本側から上川陽子外務大臣が、ウクライナ側からユリヤ・スヴィリデンコ第一副首相兼経済相(H.E. Ms. Yuliia SVYRYDENKO, First Deputy Prime Minister– Minister of Economy of Ukraine)等が対面・オンライン等の形式で出席したところ、概要は以下のとおりです。

  1. セッションの冒頭、上川大臣は、自身の今年1月のウクライナ訪問に触れつつ、ウクライナにおける、家族、コミュニティ及び国民全体の「再統合」の必要性に言及し、これらの「再統合」に向けた日本の考え方、そして日本のウクライナ支援におけるWPS関連の取組につき紹介しました。その上で、上川大臣は、WPSを推進していくためのプラットフォームとして、新たに「WPSひまわりフレンズネットワーク」の立ち上げを表明し、ウクライナの復旧・復興におけるWPSの国際的な取組を前に進める旨述べました。
  2. 続いて、ウクライナ側のゲストスピーカーであるユリヤ・スヴィリデンコ第一副首相兼経済相(ビデオメッセージ)、アンナ・ユルチェンコ地方自治体・国土・インフラ開発次官、レナ・コザーニ・ホライゾン・キャピタル社協同創業者兼CEO、ナタリア・カルボウスカ・ウクライナ女性基金戦略開発ディレクター(オンライン参加)から、ウクライナの復旧・復興における政府、ビジネス、市民社会の視点からみたWPSの取組の紹介や課題等につき発言があり、来場者との間で活発な議論がなされました。
  3. その後、上川大臣からセッションの総括として、ウクライナの復旧・復興に加え、WPSの国際的取組を進めて行きたい、本日新たに立ち上げを表明した「WPSひまわりフレンズネットワーク」を皆様と共に進めていきたい旨述べました。
    最後に、上川大臣から、参加したウクライナ避難民の方々に、ひまわりをデザインしたTシャツを贈呈しました。

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