外務省・新着情報

令和6年2月19日

 2月13日から14日まで、穂坂泰外務大臣政務官は、米国(ニューヨーク)を訪問し、安保理ハイレベル公開討論に出席するとともに、出席閣僚や国連事務局幹部との会談等を行ったところ、概要は以下のとおりです。

安保理公開討論に出席する穂坂外務大臣政務官

1 安保理公開討論への出席

 2月13日、穂坂政務官は、2月に安保理議長を務めるガイアナ共和国のアリ大統領(The Hon. Dr. Mohamed Irfaan Ali, President of the Republic of Guyana)が主催した「国際の平和及び安全の維持への気候変動・食料安全保障の影響」に関する安保理ハイレベル公開討論に出席し、我が国政府を代表してステートメントを実施しました。穂坂政務官は、ステートメントの中で、気候変動、食料安全保障、紛争が複雑に連関しているとの認識のもと、社会そのもののレジリエンスを高めることを含む包括的なアプローチが重要である旨述べるとともに、安保理による平和構築委員会(PBC)の積極的な活用を始めとする国連の機能強化の重要性を指摘しました。

グテーレス国連事務総長と握手を交わす穂坂政務官

2 グテーレス国連事務総長との会談

 同13日、穂坂政務官は、グテーレス国連事務総長(H.E. Mr. António Manuel de Oliveira Guterres, Secretary-General of the United Nations)との会談を行いました。日本の安保理議長月に向けた国連事務局との連携を確認するとともに、地域情勢についても意見を交わしました。先方からは、国際の平和・安全保障や開発等における日本の貢献や国連に対する支援に対して評価と謝意の言葉が述べられました。

トッド・ガイアナ外相と握手を交わす穂坂政務官

3 トッド・ガイアナ外相との会談

 同13日、穂坂政務官は、トッド・ガイアナ外務・国際協力大臣(Hon. Hugh Hilton TODD, Minister of Foreign Affairs and International Cooperation of the Republic of Guyana)と会談を行いました。安保理理事国として、安保理における協力のほか、本年の「日・カリブ交流年2024」を踏まえ、日・カリコム協力や二国間関係の強化に係る協力等について意見交換しました。

4 国連関係機関の日本人職員との昼食会

 同13日、穂坂政務官は、NYの国連関係機関に勤務する日本人職員との昼食会を行い、各職員の状況を聴取するとともに、日本人職員の採用や昇進に向けた取組の強化を含め、政府としてどの様な協力ができるか等について意見交換しました。

ダニエル・ラッセル・アジア・ソサエティ副会長と握手を交わす穂坂政務官

5 ダニエル・ラッセル・アジア・ソサエティ副会長との会談

 2月14日、穂坂政務官は、ダニエル・ラッセル・アジア・ソサエティ副会長と会談を行い、人的交流等、幅広い分野で意見交換を行いました。

(参考)別添PDF

 穂坂政務官ステートメント(英文(PDF)別ウィンドウで開く和文仮訳(PDF)別ウィンドウで開く


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