外務省・新着情報

令和6年2月21日
タン事務局長と辻󠄀外務副大臣
表敬の様子

 2月21日、午後4時55分から約20分間、辻󠄀清人外務副大臣は、訪日中のダレン・タン世界知的所有権機関(WIPO)事務局長(Mr. Daren Tang, Director General, World Intellectual Property Organization)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、辻󠄀副大臣から、タン事務局長の訪日を歓迎し、WIPOの長年にわたる知的財産権分野での国際協力への貢献やタン事務局長のリーダーシップを高く評価している旨述べました。また、イノベーションを促進する知的財産制度を維持していくため、WIPOと引き続き連携していきたい旨を述べました。
  2. これに対し、タン事務局長は、日本のWIPOへの協力に感謝を述べるとともに、日本の知財制度を高く評価している旨述べました。また、2025年が日本のWIPO加盟50周年の節目にあたることに触れつつ、日本との緊密な協力関係を一層発展させていきたい旨述べました。
  3. また、両者は、若い世代の起業家支援の重要性や、クリエイターを保護しコンテンツ業界を発展させるための知財戦略について意見交換を行いました。
(参考)世界知的所有権機関(WIPO)

 世界知的所有権機関(WIPO)は、国際的な知的財産権制度の発展を所管する国連専門機関。1970年に設立(本部はスイス、ジュネーブ)。193か国が加盟。


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