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令和6年2月21日
マサーノ・アンゴラ共和国大統領府経済調整担当大臣と握手をする上川外務大臣
上川外務大臣とマサーノ・アンゴラ共和国大統領府経済調整担当大臣の会談の様子

 現地時間2月21日午前11時50分(日本時間同日午後11時50分)から約35分間、G20外相会合出席のためブラジルのリオデジャネイロを訪問中の上川陽子外務大臣は、ジョゼ・デ・リマ・マサーノ・アンゴラ共和国大統領府経済調整担当大臣(H.E. Mr. José De Lima MASSANO, Minister of State for the Economic Coordination of the Republic of Angola)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、能登半島沖地震に際してのアンゴラ政府の温かいお見舞いメッセージについて謝意を表しました。また、アンゴラがアフリカ連合(AU)第一副議長に就任したことに祝意を表するとともに、同国とグローバルな課題の解決に向けて一層緊密に取り組んでいきたい旨述べました。両大臣は、二国間協力のみならず、国際場裡でも協力していくことを確認しました。
  2. 上川大臣から、アンゴラ南部地域の電力事情を改善するため、「南部送電系統増強計画」に対して円借款を供与する方針である旨表明しました。これに対し、マサーノ大臣は、日本政府によるアンゴラの経済発展のための支援への謝意を表するとともに、「南部送電系統増強計画」がアンゴラ南部の電力事情改善に大きく貢献することへの期待を表明しました。両大臣は、昨年に日・アンゴラ投資協定が署名されたことも踏まえて、ビジネス関係強化を促進すること、また、今年のTICAD閣僚会合及び来年のTICAD9に向けて連携を強化することで一致しました。
  3. 上川大臣から、19日に開催した日・ウクライナ経済復興推進会議及び平和・女性・安全保障(WPS)セッションの結果に言及した上で、両大臣は、WPS分野において連携していくことで一致しました。

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