外務省・新着情報
令和6年2月27日
2月27日、午後7時（現地時間同日正午）から約40分間、辻󠄀清人外務副大臣は、ジェームス・マクゴルドリック国連中東和平プロセス特別調整官事務所暫定副特別調整官兼常駐調整官（Mr. James McGoldrick, Ad Interim Deputy Special Coordinator and Resident Coordinator, Office of the United Nations Special Coordinator for the Middle East Peace Process）と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、辻󠄀副大臣から、昨年10月7日のテロ攻撃を受けて、ガザ地区における人道状況が困難を極める中、人道支援の調整を担うマクゴルドリック暫定副特別調整官の役割に敬意を表す旨を述べました。
- 辻󠄀副大臣から、ガザ情勢の早期沈静化等に向けた日本の粘り強い外交努力に加え、今般発表された追加的なガザ人道支援を含む、長年の日本による対パレスチナ支援に言及しつつ、今後もパレスチナ支援を継続していくと述べました。マクゴルドリック暫定副特別調整官からは、ガザ地区の人道状況、特に国連やその他人道支援機関が現場で直面している課題について説明があり、日本の継続的な支援に対する期待が示されました。
- 両者は、パレスチナの人道状況の改善に向け、引き続き緊密に連携することで一致しました。