外務省・新着情報

令和6年2月27日

 2月27日午後11時50分(現地時間同日午後4時50分)から約30分間、辻󠄀清人外務副大臣は、ダラール・エラカート・アラブ・アメリカン大学准教授(Dr. Dalal Iriqat, Associate Professor, Arab American University Palestine)と会談したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、辻󠄀副大臣から、女性の社会進出に積極的に取組むダラール・エラカート准教授のリーダーシップに敬意を表しました。
  2. 辻󠄀副大臣から、上川外務大臣のリーダーシップの下、女性・平和・安全保障(WPS)を主要外交政策の一環として力強く推進している旨述べました。双方は、現下のパレスチナ情勢において女性や子どもが直面する課題及び紛争の予防や復興・平和構築における女性の役割について意見を交換しました。
(参考)女性・平和・安全保障(Women, Peace and Security: WPS

 2000年、国連安全保障理事会(国連安保理)において、同理事会史上初めて、国際的な平和と紛争予防、紛争解決には女性の平等な参画や紛争下の性暴力からの保護、ジェンダー平等が必要であると明記した「女性・平和・安全保障(Women, Peace and Security: WPS)に関する安保理決議第1325号」が全会一致で採択された。同決議及び関連決議を実施するため、日本はこれまで3次にわたり行動計画を策定・実施している。また、パレスチナは現在、第2次行動計画を策定・実施している。


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