外務省・新着情報
令和6年2月28日
2月28日20時05分（現地時間28日13時05分）から約35分間、イスラエルを訪問中の辻󠄀清人外務副大臣は、ツァヒ・ハネグビNSC議長兼国家安全保障顧問（H.E. Mr. Tzachi Hanegbi, Head of the National Security Council/National Security Adviser）を表敬したところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、辻󠄀副大臣から、10月7日のハマス等によるテロ攻撃は決して許されず、我が国として断固非難している旨述べた上で、改めて犠牲となった方々に心から哀悼の意を表し、負傷者の方々にお見舞いを述べ、誘拐された方々のことを大変案じており、彼らは一刻も早く解放されるべきであることを述べました。
- 辻󠄀副大臣から、ラファハを含むガザ地区での危機的な人道状況を深刻に懸念しているとした上で、人道支援活動が可能な環境を確保し、また人質の解放につながるような人道的停戦が速やかに実現することを期待していると述べました。
- これに対し、ハネグビNSC議長兼国家安全保障顧問からは、現下の軍事行動を含め、イスラエルの立場についての説明がありました。
- 両者は、現下の地域情勢についても意見交換を行い、地域の安定のため、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。