外務省・新着情報

令和6年2月28日
ロハス駐日大使と握手する柘植副大臣
意見交換の様子
  1. 2月28日、柘植外務副大臣は、駐日チリ共和国大使館を訪問し、ロハス駐日大使(H.E. Mr. Ricardo Gustavo ROJAS GONZÁLEZ, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the Republic of Chile to Japan)と意見交換を行いました。
  2. 冒頭、柘植副大臣から、ピニェラ前チリ大統領の逝去について、両国の友好関係の発展に大きく貢献された同前大統領の功績をしのびつつ哀悼の意を表し、また、チリ中・南部で発生した森林火災被害についてお見舞いの言葉を述べつつ、被災者の快復と被災地の一日も早い復興を祈念する旨述べました。これに対し、ロハス大使から、柘植副大臣の温かいメッセージに感謝する旨の発言がありました。さらに、柘植副大臣から、チリ政府から能登半島地震に関するお見舞いのメッセージを頂いたことに対し、謝意を述べました。
  3. また、柘植副大臣から、先日、上川大臣が発表した「中南米外交イニシアティブ」について説明し、本イニシアティブの具体化に向け、ロハス大使をはじめ、チリとの間でも対話を重ね、このイニシアティブを具体化させていきたい旨述べました。これに対し、ロハス大使から、本イニシアティブの具体化に向けた協力の意向が示されました。
  4. さらに、両者は二国間関係について意見交換を行い、柘植副大臣から、日本とともに太平洋に面し、価値や原則を共有する重要な「戦略的パートナー」であるチリと政治・経済を始め、防衛、科学技術等、幅広い分野で両国間関係を深化させていきたい旨述べ、両者は、二国間関係の一層の緊密化に向けて、共に協力していくことで一致しました。

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