外務省・新着情報

令和6年2月29日
軍縮会議公式本会議ハイレベル・セグメントでのステートメント
人権理事会ハイレベル・セグメントでのステートメント
ターク人権高等弁務官との会談

 2月28日から29日(現地時間27日から28日)にかけて、深澤陽一外務大臣政務官は、スイス連邦ジュネーブを訪問し、第55回国連人権理事会ハイレベル・セグメント、及びジュネーブ軍縮会議公式本会議ハイレベル・セグメントに出席するとともに、国際機関の要人との会談等を行ったところ、概要は以下のとおりです。

カルボニエICRC副総裁との会談
グランディ難民高等弁務官との会談
  1. 第55回人権理事会ハイレベル・セグメント
     2月28日、深澤政務官は、第55回人権理事会ハイレベル・セグメントに出席し、我が国政府を代表してステートメントを実施しました。深澤政務官は、ステートメントの中で、人権擁護に向け国際社会が対話と協力を続けることが重要と訴え、国内外の様々な人権課題に対する我が国の取組や方針を説明しつつ、引き続き法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化し、「人間の尊厳」が守られる安全・安心な世界を実現するための取組を推進していくとの決意を述べました。
  2. ジュネーブ軍縮会議公式本会議ハイレベル・セグメント
     2月28日、深澤政務官は、ジュネーブ軍縮会議公式本会議のハイレベル・セグメントに出席し、我が国政府を代表してステートメントを実施しました。深澤政務官は、ステートメントにおいて、厳しい安全保障環境の中で軍縮会議が唯一の多国間軍縮交渉機関としての役割を果たす必要性を強調した上で、日本は唯一の戦争被爆国として、「核兵器のない世界」に向けて、NPTを国際的な核軍縮・不拡散体制の礎石とし国際的な取組を主導することにコミットしている旨述べ、核兵器用核分裂性物質生産禁止条約(FMCT)の即時交渉開始や包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効、透明性向上の重要性等を訴えました。
  3. 国際機関要人との会談
     2月28日、深澤政務官は、ヴォルカー・ターク国連人権高等弁務官(Mr. Volker Türk, the United Nations High Commissioner for Human Rights)、フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官(Mr. Philippo Grandi, the United Nations High Commissioner for Refugees)及びジル・カルボニエ赤十字国際委員会副総裁(Mr.Gilles Carbonnier, Vice-President of the International Committee of the Red Cross:ICRC)と会談を行い、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
  4. 国際機関邦人職員との意見交換
     この他に、深澤政務官は、在ジュネーブの日本人国際機関職員と意見交換を行い、同職員の方々の要望を聴くとともに、同職員の皆様を激励しました。
(参考)別添PDF

  1. 深澤政務官人権理事会ハイレベル・セグメントステートメント(和文(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)別ウィンドウで開く
  2. 深澤政務官ジュネーブ軍縮会議公式本会議ステートメント(和文(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)別ウィンドウで開く

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