外務省・新着情報

令和6年3月1日
開催挨拶を行う柘植副大臣
ポープIOM事務局長と握手を交わす柘植副大臣

 2月27日、柘植芳文外務副大臣は、都内にて外務省及び国際移住機関(IOM)が共催した「外国人の受入れと社会統合のための国際フォーラム」に出席したところ、概要は次のとおりです。

  1. 柘植外務副大臣は、冒頭に開会挨拶を行い、本年の本フォーラムのテーマが「外国人の子どもの学習支援と生活支援」であることに触れつつ、在留外国人の増加や多国籍化が進む中、外国人の子どもたちへの総合的な支援は、子どもたちの成長にとって重要であるのみならず、外交上も有意義であり、大いに注目している旨述べました。また、柘植外務副大臣は、本フォーラムにおいて、学習支援やキャリア支援の在り方について、国内外の好事例の紹介や活発な議論が行われ、日本人と外国人が互いに尊重し支え合う社会の実現につながることを期待する旨を述べました。
  2. また、柘植外務副大臣は、この機会にエイミー・ポープIOM事務局長(Ms. Amy E. Pope, Director General, the International Organization for Migration (IOM))と短時間の懇談を行いました。両者は、前日の上川外務大臣とポープIOM事務局長との会談の成果に触れつつ、引き続き日本とIOMとの協力を進めていくことで一致しました。
  3. なお、同フォーラムでは、柘植外務副大臣による挨拶に続いて、ポープIOM事務局長による基調講演が行われたほか、国内外の有識者による講演や、山脇啓造明治大学教授をモデレーターに迎えてのパネル・ディスカッションが行われ、参加者の間で活発な議論が交わされました。


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