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令和6年3月5日
オーストラリア人元戦争捕虜の次世代家族や全豪退役軍人会副代表と握手する高村外務大臣政務官
オーストラリア人元戦争捕虜の次世代家族や全豪退役軍人会副代表と会談する高村外務大臣政務官

 3月5日、午前10時45分から約20分間、外務省の招待で訪日中のオーストラリア人元戦争捕虜(POW)の次世代家族2名及び全豪退役軍人会(Returned and Services League of Australia)副代表1名の計3名が、高村正大外務大臣政務官を表敬したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 高村政務官から、日豪草の根交流計画の下、これまで多くの豪州人元戦争捕虜(POW)及び二世、三世の次世代等の方々による訪日を通じて、日豪の和解と友好は着実に進展している旨述べるとともに、本計画を支えてきた全豪退役軍人会の協力に感謝の意を表明しました。
  2. これを受け、元POW関係者側は、日本政府の招待に感謝し、訪日できたことをうれしく思う、最近の幅広い分野における日豪関係の進展を歓迎するとともに、日豪の友好関係が更に強化されることを望む等述べました。
  3. また、高村政務官から、先般のパース訪問について紹介するとともに、今後も元POW関係者等と力を合わせて、両国間の和解と友好を一層促進し、日豪関係の着実な進展を次世代に伝えていきたいと述べました。
(参考)日豪草の根交流計画事業実績

 平成9年度~17年度、本件計画事業(第一次)として、元戦争捕虜(POW)含む退役軍人関係者計59名を招待。平成22年度~29年度、第二次事業として、高齢化した元POW及び各付添人、累計で123名を招待。訪日できる豪州人元POWの減少に伴い、平成30年度からは、元POWの二世、三世の次世代等の招待を行っている(令和2~3年度はコロナ禍で実施されず)。


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