外務省・新着情報

令和6年3月13日
ガジャルド州知事と握手する穂坂泰外務大臣政務官
ガジャルド州知事と懇談する穂坂泰外務大臣政務官

 3月12日、午前11時30分から約30分間、穂坂泰外務大臣政務官は、訪日中のリカルド・ガジャルド・カルドナ・メキシコ合衆国サン・ルイス・ポトシ州知事(Mr. Ricardo Gallardo Cardona, Governor of the State of San Luis Potosí, the United Mexican States)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 穂坂政務官から、今回の訪日を心から歓迎するとともに、サン・ルイス・ポトシ州における日本公園の開園や同州の在留邦人に対する運転免許切替え試験の免除等、ガジャルド州知事が就任後に採ってきた施策に対する謝意を伝え、同日本公園が日本文化の発信地、市民の憩いの場として、両国の友好関係の深化に貢献することを期待する旨述べました。加えて、サン・ルイス・ポトシ州において活動する日系人会の活動にも引き続きの配慮を要請しました。
  2. また、穂坂政務官から、日本経済界のメキシコへの関心は引き続き高い旨述べ、サン・ルイス・ポトシ州に進出している日系企業が同州の経済・社会発展に大きく貢献していることを強調するとともに、在留邦人の安全対策や進出企業の声も踏まえた人材育成の施策の継続等、企業の生産活動への引き続きの配慮を要請しました。
  3. ガジャルド州知事からは、サン・ルイス・ポトシ州の現在進める政策や、同州の発展に対する日系企業の貢献に言及の上、人材育成や雇用創出を伴う日系企業の更なる投資に対する強い期待や人材育成・教育面での協力への関心が表明されました。また、同州としても日系企業の活動を支えるべく施策を継続するとともに、日本との間で、政治、経済のみならず、文化、人的交流、教育なども含む幅広い分野で関係を構築していきたい旨述べました。

発信元サイトへ