外務省・新着情報

令和6年3月14日
ポデスタ米国大統領上級補佐官と握手をする上川外務大臣
上川陽子外務大臣とポデスタ米国大統領上級補佐官の会談の様子

 3月14日、17時00分から約25分間、上川陽子外務大臣は、訪日中のジョン・ポデスタ米国大統領上級補佐官(The Honorable. John Podesta, Senior Advisor to the President of the United States of America)と面会したところ、概要以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、ポデスタ上級補佐官の来日を歓迎するとともに、米国と共に世界の脱炭素化に向けた取組をリードしていきたい旨述べました。
  2. また、上川大臣から、我が国はパリ協定の1.5℃目標を達成すべく、2050年ネット・ゼロ及びそれと整合的な2030年度の削減目標にコミットし、排出削減努力を着実に進めている旨説明するとともに、グリーン・トランスフォーメーション(GX)を加速化させ、世界の脱炭素化に貢献していく旨述べました。
  3. これに対し、ポデスタ上級補佐官から、米政権の気候変動分野におけるこれまでの取組や自身の今後の活動予定について説明があり、双方は、主要排出国を含む全ての国が団結して取り組むことの重要性に一致し、引き続き緊密に協力・連携していくことを確認しました。

[参考]ポデスタ大統領上級補佐官は、気候変動政策・イニシアティブに関する省庁間調整法務顧問(オバマ政権)を経て、2022年からクリーンエネルギーイノベーション・実施担当大統領上級補佐官(バイデン政権)を務めている。ケリー気候問題担当大統領特使が今月離任したことに伴い、国際気候政策担当大統領上級補佐官にも任命されている。


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