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令和6年3月15日
ジョンストンBIAC会長と握手しながら記念撮影をする穂坂外務大臣政務官
穂坂外務大臣政務官とジョンストンBIAC会長の会談の様子

 3月15日、午後5時から約20分間、穂坂泰外務大臣政務官は、ジョンストンOECD経済産業諮問委員会会長(Mr. Charles Rick Johnston, Chair, Business atOECD(BIAC))の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、穂坂政務官から、日本は、本年のOECD閣僚理事会の議長国として、OECDの東南アジアへのアウトリーチ、自由貿易・投資、生成AI等のデジタル分野を主要議題として取り上げる考えを述べた上で、豊富なデータと分析といったOECDの強みを活かして、ルールに基づく自由で公正な経済秩序の維持・拡大に向けて国際的な議論をリードしていく考えである旨述べました。
  2. ジョンストンBIAC会長からは、3月14日に開催されたBIAC・TUACとのコンサルテーション会合では5月のMCMに向け有益な議論ができたとして日本政府の尽力に感謝の意を述べるとともに、BIACとして本年のMCMでも世界の企業を代表し経済界の声を届けたい旨表明しました。
  3. また、両者は、OECD閣僚理事会の成功のためには経済界の関与を得ることが極めて重要であり、連携を深めていくことで一致しました。
(参考)OECD・BIAC・TUACコンサルテーション会合

 OECD閣僚理事会議長国とOECD事務局は、閣僚理事会での議論に貢献するために、同理事会前にOECD経済産業諮問委員会(Business atOECD: BIAC)及びOECD労働組合諮問委員会(Trade Union Advisory Committee to the OECD: TUAC)を交えたコンサルテーション会合を共催し、経済界/労働界の意見をとりまとめることとしている。
 なお、BIAC及びTUACは、OECD加盟国が直面する重要な経済・社会問題について民間経済界/労働界の意見をとりまとめ、OECD及び加盟国政府に対して提言を行うOECDの公式の諮問機関である。


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