外務省・新着情報

令和6年3月16日
  1. 我が国は、3月16日(現地時間同15日)、国連安全保障理事会(安保理)において、国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)のマンデートを1年間更新する決議第2727号が全会一致で採択されたことを歓迎します。同決議は、安保理におけるアフガニスタン情勢のペンホルダーである我が国が起案し取りまとめたものです。
  2. タリバーンが女性及び女児の権利の制限を一層強め、アフガニスタンにおける厳しい人権・人道状況が継続する中、UNAMAによるタリバーンへの関与並びにアフガニスタン及び地域の平和と安定に資する役割は極めて重要であり、日本は同ミッションの活動を引き続き支持します。
  3. 日本は、国際社会によるアフガニスタンの諸課題への対応の協調的なアプローチ形成のため、引き続き安保理を始めとした国際場裡における議論に貢献していきます。
  4. また、我が国としては、アフガニスタンの人道状況の更なる悪化を防ぐ観点から、国際社会と連携し、アフガニスタンの人々への人道支援及び基礎的ニーズに応える支援を継続していきます。さらに、女性及び女児の権利を制限する措置の撤廃を含め、全てのアフガニスタン人の人権尊重や政治的包摂性の確保等に向け、タリバーンに対し変化を求める直接的な関与を粘り強く行っていきます。
(参考)概要

 3月15日(現地時間)、国連安全保障理事会において、国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)のマンデートを1年間更新する決議案が、全会一致で採択された。


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