外務省・新着情報

令和6年3月18日
フランセス・ピアジー・アルガリ・シエラレオネ共和国外務・国際協力副大臣と懇談する上川外務大臣

 現地時間3月18日13時25分頃(日本時間19日2時25分頃)から約15分間、安保理閣僚級会合出席のため米国・ニューヨークを訪問中の上川陽子外務大臣は、フランセス・ピアジー・アルガリ・シエラレオネ共和国外務・国際協力副大臣(Hon. Mrs. Francess Piagie ALGHALI, Deputy Minister of Foreign Affairs and International Cooperation of the Republic of Sierra Leone)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、今般の会合出席に感謝するとともに、「核兵器のない世界」の実現に向け、シエラレオネの協力に期待する旨述べ、上川大臣とアルガリ副大臣は、安全保障理事会非常任理事国として、国際場裡でも協力してくことで一致しました。
  2. 上川大臣とアルガリ副大臣は、両国が連携して採択された総会決議304号に触れつつ、WPS を更に推進していくことで一致しました。先方は、ジェンダーに基づく暴力の防止・対処に関するシエラレオネと世界銀行との取組に関して、 TICADにおいて発信することを表明しました。上川大臣より、昨日の北朝鮮による弾道ミサイル発射も含めた北朝鮮情勢を説明しました。両大臣は、国際社会の諸課題について、安保理の場も含めて協力して対応していくことを確認しました。また、双方は、日本とアフリカ連合(AU)の10か国委員会(C-10)の議長国であるシエラレオネの間で、安保理改革を含む国連の機能強化に関し一層協力していくことで一致しました。
  3. アルガリ副大臣から、更なる貿易・投資に係る日本への期待が述べられ、双方は、本年8月のTICAD閣僚会合及び来年のTICAD9に向けて協力していくとともに二国間関係の一層の発展に共に取り組んでいくことで一致しました。

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