外務省・新着情報

令和6年3月18日
上川外務大臣とレフチェンコ・ウクライナジェンダー政策コミッショナーとの会談の様子

 現地時間3月18日午後5時45分(日本時間19日午前6時45分)から約20分間、安全保障理事会閣僚級会合出席のため米国・ニューヨークを訪問中の上川陽子外務大臣は、女性の地位委員会参加のために同地を訪問中のレフチェンコ・ウクライナジェンダー政策コミッショナー及びセルギー同国国連常駐代表と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣は、外相就任前から同僚議員等と連携しつつウクライナの支援のために尽力してきた経験を紹介しつつ、本年1月には自身がウクライナを訪問したこと、日・ウクライナ経済復興推進会議においてWPSセッションを主催したこと等の取組を説明し、ウクライナの人々によりそい、家族・地域・国家再統合を実現できるよう支援していくとの強い思いを述べました。
  2. 続いて、レフチェンコ・ジェンダー政策コミッショナーからは、ウクライナの現下の情勢において、上川大臣が推進するWPSの視点は極めて重要であることを強調しつつ、ジェンダー主流化のために政府関係部署の調整組織を立ち上げたことを紹介しました。さらに、紛争下の性的暴力への対応を含む日本の同国への支援について深い感謝の意が示されました。
  3. セルギー・キスリツァ常駐代表は、ロシアによるウクライナ侵攻以降国連常駐代表を務めていると自己紹介しつつ、日本がこれまで示してきた安全保障理事会における強いプレゼンスについて高く評価しつつ、国際社会全体としてのウクライナへの支援における引き続きの日本のリーダーシップへの謝意と期待を述べました。
  4. 両者は、ウクライナの復旧、復興に、大使館も活用しつつ引き続き密に協力していくことを確認しました。

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