外務省・新着情報

令和6年3月19日
  1. ロシアが違法に「併合」したウクライナ国内の地域(ルハンスク州、ドネツク州、ヘルソン州、ザポリッジャ州、クリミア自治共和国、セヴァストーポリ特別市)において、ロシアの「大統領選挙」が行われました。
  2. ロシアによるこれらの地域の自国領への「併合」は、ウクライナの主権と領土一体性を侵害する明らかな国際法違反、かつ、関連の国連総会決議とも相容れないものであり、決して認められず改めて強く非難します。昨年9月に実施されたロシアによる「地方議会選挙」等に引き続き、違法な「併合」に基づいてロシアがウクライナ国内の地域で「選挙」を実施することは、ウクライナの主権と領土一体性を侵害するものであり、断じて認められません。
  3. ロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす暴挙であり、我が国として、力による一方的な現状変更の試みを決して看過することはできません。ロシアに対し、即時に侵略を停止し、部隊をロシア国内に撤収するよう改めて強く求めます。
  4. 欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分との認識の下、我が国は、自らの問題としてこの問題に取り組んできました。引き続き、一日も早くウクライナに公正かつ永続的な平和を実現すべく、G7を始めとする国際社会と連携し、厳しい対露制裁を講じるとともに、強力なウクライナ支援にしっかり取り組んでいきます。

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