外務省・新着情報
令和6年3月21日
3月21日、午後5時30分から約15分間、上川陽子外務大臣は、カート・キャンベル米国国務副長官（The Honorable Kurt M. Campbell, Deputy Secretary of State of the United States）及びマリア・テレサ・ラザロ・フィリピン外務省二国間関係・ASEAN関係担当次官（The Honorable Maria Theresa P. Lazaro, Undersecretary of Bilateral Relations and ASEAN Affairs, Department of Foreign Affairs of the Republic of the Philippines）による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣から、自身が出席した昨年9月の日米比外相会合に触れつつ、昨年来の日米比協力の進展を歓迎しました。その上で、上川大臣から、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化のために、日米比協力の重要性が一層高まっている旨述べました。また、上川大臣から、4月に実施予定の日米比首脳会合も念頭に、キャンベル副長官及びラザロ次官の協力を得つつ、日米比協力の強化・具体化を進めていきたい旨述べ、キャンベル副長官及びラザロ次官から賛同を得ました。
- 三者は、東シナ海及び南シナ海情勢、ロシアによるウクライナ侵略、北朝鮮の核・ミサイル活動といった地域情勢や経済分野を含む三か国の協力等について意見交換を行い、地域の平和と繁栄を維持するためにも、日米・日比・米比それぞれの連携を引き続き強化していくとともに、日米比協力を着実に進展させていく必要があるとの認識で一致しました。