「GXスタートアップ・研究者ピッチコンテスト」入賞者が決定しました！

1．受賞者リスト

産業技術環境局長賞（大賞）

株式会社Helical Fusion 

登壇者：共同創業者 代表 田口昂哉氏 
会社情報：https://www.helicalfusion.com/
事業概要：世界初、独自のヘリカル方式により2034年の定常核融合炉の稼働を目指す。国内で唯一、定常核融合炉の炉開発に取り組むスタートアップであり、持続的かつ安定したフュージョン・エネルギーの創造により、この先百万年続く地球と人類の共生を可能にする。

審査委員会特別賞

大熊ダイヤモンドデバイス株式会社 

登壇者：代表取締役 星川尚久氏 
会社情報：https://ookuma-dd.com/
事業概要：究極の半導体といわれるダイヤモンド半導体の社会実装を目指すスタートアップ。ダイヤモンド半導体は、非常に高い周波数性能と電力効率を持つと同時に、高温かつ高放射線環境下でも動作可能である。こうした特性を活かし、原発の非常時対応や宇宙といった極限環境下における運用、次世代超高速通信を見据えた基地局に向けて製品開発を行い、2026年度には世界初となるダイヤモンド半導体工場が稼働予定。

リッパー株式会社 

登壇者：代表取締役 鈴木幹久氏 
会社情報：https://lipper.io/
事業概要：石油由来のカーボンブラックに替わる植物由来のタイヤ強化材LIPPER（NR100-18）で、クリーンなタイヤの実現を目指す。また、タイヤ摩耗粉じんの生分解性の向上により、海洋環境の負荷を軽減。徐々に大きなモビリティ用にタイヤ強化材を提供し、2035年までに400億ドルの新しいマーケットの創造を目指す。

株式会社ゼロボード 

登壇者：代表取締役 渡慶次道隆氏 
会社情報：https://zeroboard.jp/
事業概要：温室効果ガス排出量の算定・開示・削減までを支援するソリューション「Zeroboard」を提供。国内外のサプライチェーン排出量、製品別・サービス別の排出量をクラウドで算定・可視化する他、削減貢献量や水資源等の登録も可能。業界特有の機能を備えたプロダクトとして、建設業界向け、物流業界向け、欧州電池規則対応向けそれぞれのサービスを展開。

2．コンテストの様子

審査委員会による審査の結果、登壇企業14社のうち4社を表彰いたしました。観覧者として参加されるスタートアップ、研究者、VC、企業様も登壇者と同様に、イベント後の交流会にて、新たな協業や共同研究の可能性を広げる機会としてご活用いただきました。

産業技術環境局長 畠山陽二郎による開会挨拶

産業技術環境局長賞 株式会社Helical Fusionへ表彰状授与

審査委員会特別賞 大熊ダイヤモンドデバイス株式会社へ表彰状授与

審査委員会特別賞 リッパー株式会社へ表彰状授与

審査委員会特別賞 株式会社ゼロボードへ表彰状授与

3．審査員・登壇企業一覧

審査員

Beyond Next Ventures 有馬 暁澄氏

GX領域において国内屈指のシード投資家であり、農林水産省SBIR PMを務めるなど政府施策に関しても卓越した知見を有する。

SCRUM STUDIO Program Manager 島田 弓芙子氏

中央省庁向けに再エネの政策立案やアドバイザリー業務に従事した後、現職にて国内初となる大企業・スタートアップ・自治体等によるGX領域専門グローバル事業共創プログラム「GreenX」を立ち上げる。

東京農工大学 特任講師 若松 弘起氏

 東京農工大学総合研究所の立ち上げに携わり、知財移転に関して実務者として従事しつつ、総合科学技術会議フェローも歴任。

登壇企業一覧

株式会社HATSUTORI／株式会社LEP／Yellow Duck株式会社／株式会社フェイガー／株式会社Helical Fusion／株式会社sustainacraft／株式会社ゼロボード／フォロフライ株式会社／株式会社Blossom Energy／大熊ダイヤモンドデバイス／リッパー株式会社／Carbon Xtract株式会社／株式会社ウェーブレット／Planet Savers株式会社

関連リンク

• GXスタートアップ・研究者ピッチコンテスト 開催プレスリリース
• 第10回GX実行会議資料（GXスタートアップ政策関連）

担当

産業技術環境局 GX投資促進室長　西田
担当者：山田、村上、黒澤
電話：03-3501-1511（内線 3367）
メール：bzl-s-gx-investment★meti.go.jp
※［★］を［@］に置き換えてください。