外務省・新着情報

令和6年3月27日
  1. 3月25日(現地時間同日)、国連安全保障理事会(安保理)において、ガザ情勢をめぐり、ラマダン期間中の即時停戦や全ての人質の即時・無条件の解放を求める等の内容の決議第2728号が採択されたことを我が国として歓迎します。
  2. 今月(3月)の安保理議長国を務める我が国は、他の非常任理事国と共に本件決議の共同の起草国となり、安保理として適切な意思表示ができるよう理事国内の議論・調整に積極的に取り組み、賛成票を投じました。
  3. 我が国として、ハマス等によるテロ攻撃を断固として非難した上で、ガザをめぐる危機的な人道状況を引き続き深刻に懸念しており、人道支援活動が可能な環境を確保し、また人質の解放につながるような人道的停戦が速やかに実現し、そして、持続可能な停戦が実現することを目指して、様々な外交努力を行ってきたところです。
  4. 引き続き、状況改善のために何が現実的なアプローチかとの観点から、関係国への働きかけ等の外交努力を積極的に、粘り強く行っていくとともに、全ての当事者に、国際人道法を含む国際法の遵守や今般採択された決議第2728号を始めとする関連の安保理決議に基づき誠実に行動することを求めていく考えです。
(参考)決議の概要

 3月25日(現地時間)、国連安保理において、ガザ情勢をめぐり、ラマダン期間中の即時停戦や全ての人質の即時・無条件の解放を求める等の内容の決議案が採決に付され、賛成多数で採択された(賛成14、反対0、棄権1)。


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