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令和6年4月5日

財務省

令和6年3月末における我が国の外貨準備高は、1,290,606百万ドルとなり、令和6年2月末と比べ、9,122百万ドル増加した。

外貨準備等の状況は以下の通りである。

(百万ドル単位)

Ⅰ.外貨準備及びその他外貨資産

A.外貨準備 1,290,606
1.外貨 1,149,888
(a) 証券 994,868
うち:本邦発行体分
(b) 預金 155,020
ローマ数字小1.外国中央銀行及びBISへの預金 154,602
ローマ数字小2.本邦金融機関への預金 393
うち:海外拠点分
ローマ数字小3.外国金融機関への預金 25
うち:本邦内拠点分 25
2.IMFリザーブポジション 10,747
3.SDR 56,109
4.金 60,229
(重量[百万トロイオンス]) (27.20)
5.その他外貨準備 13,633
(a) 金融派生商品
(b) 非銀行非居住者に対する貸付
(c) その他 13,633
B.その他外貨資産 41,885

(参考)B.その他外貨資産のうち、国際協力銀行に対する貸付(額面)は41,223百万ドルである。

Ⅱ.短期の外貨建債務等

  合計 満期別(残存期間)
1ヶ月
以内
1ヶ月超
3ヶ月以内
3ヶ月超
1年以内
1.外貨建貸付/借入及び外貨建債券
2.対円での外貨の為替先渡及び為替先物のポジションの合計 20,000 5,000 9,000 6,000
  (a) ショートポジション
(b) ロングポジション 20,000 5,000 9,000 6,000
3.その他
Ⅲ.短期の外貨建偶発債務等

  合計 満期別(残存期間)
1ヶ月
以内
1ヶ月超
3ヶ月以内
3ヶ月超
1年以内
1.外貨建偶発債務 -8,200 -1,000 -3,500 -3,700
(a) 1年以内に満期の到来する債務に対する保証 -8,200 -1,000 -3,500 -3,700
(b) その他の外貨建偶発債務
2.償還オプション付外貨建債券
3.無条件の信用枠(未使用分)
(a) 外国中央銀行、BIS、IMF及びその他国際金融機関からの信用枠
(b) 本邦金融機関からの信用枠
(c) 外国金融機関からの信用枠
4.無条件の信用枠(未使用分)
(a) 外国中央銀行、BIS、IMF及びその他国際金融機関に対する信用枠
(b) 本邦金融機関に対する信用枠
(c) 外国金融機関に対する信用枠
5.対円での外貨のオプションのポジションの合計
(a) ショートポジション
(ローマ数字小1) プットの買い
(ローマ数字小2) コールの売り
(b) ロングポジション
(ローマ数字小1) コールの買い
(ローマ数字小2) プットの売り

Ⅳ.メモ項目

(1) 月次更新計数
(a) 為替相場に価値がリンクした短期円建債務
(b) 外貨資産のうち円など他の取引手段で決済されるもの
(c) 担保に入れられている資産
(d) 貸出及びレポに出されている債券 4,277
貸出またはレポに出されており、「ローマ数字1.外貨準備及びその他外貨資産」に含まれるもの -166,769
貸出またはレポに出されており、「ローマ数字1.外貨準備及びその他外貨資産」に含まれないもの
借入または担保として取得しており、「ローマ数字1.外貨準備及びその他外貨資産」に含まれるもの
借入または担保として取得しており、「ローマ数字1.外貨準備及びその他外貨資産」に含まれないもの 171,046
(e) デリバティブ資産(ネット、時価評価) 899
フォワード
フューチャー
スワップ 899
オプション
その他
(f) 残存期間が1年超のデリバティブ(為替先渡、先物又はオプション契約)
(2) 上記以外の計数
(a) 外貨準備資産の通貨別構成
SDRバスケットを構成している通貨建の資産 1,273,207
上記通貨以外の通貨建の資産 17,399

(注1)

  1. 本統計が対象としているのは、通貨当局及びその他の中央政府(社会保障部門を除く)である。
  2. 非ドル建資産/負債のドルへの換算には、基準日の市場為替レートを使用している。
  3. 証券、金は時価評価している。
  4. I.A.5.にはABF2を含む(参照http://asianbondsonline.adb.org新しいウィンドウで開きます
  5. IMFが管理する信託勘定が発行する証券の分類を令和3年11月末現在より、I.A.2からI.A.5.(c)に変更した。
  6. Ⅳ.メモ項目(2)中、「SDRバスケットを構成している通貨建の資産」には、IMFリザーブポジション、SDR及び金を含む。

(注2)外貨準備高の翌四半期分までの公表予定は、財務省のホームページ(https://www.mof.go.jp/international_policy/reference/official_reserve_assets/index.htm)及びIMFのホームページ(Dissemination Standards Bulletin Board; http://dsbb.imf.org新しいウィンドウで開きます)に掲載されている。

(注3)「ローマ数字3.短期の外貨建偶発債務等」については、外貨準備の公表にかかるガイドライン(International Reserves and Foreign Currency Liquidity: Guidelines for a Data Template (IMF作成))に従い、負債はマイナス表記としている。

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