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令和6年4月10日
歓迎式典に臨む岸田総理及びバイデン大統領 歓迎式典(写真提供:内閣広報室)
歓迎式典でスピーチを行う岸田総理 歓迎式典(写真提供:内閣広報室)
ホワイトハウスのバルコニーから手を振る両首脳夫妻 歓迎式典(写真提供:内閣広報室)

 現地時間4月10日午前10時(日本時間10日午後11時)から約35分間、米国・ワシントンDCを公式訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、ホワイトハウスにおいて開催された歓迎式典に出席したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣夫妻は、ジョー・バイデン米国大統領夫妻の出迎えを受けました。その後、19発の礼砲の下、両国の国歌が演奏されました。岸田総理大臣はバイデン大統領と共に儀仗兵の閲兵を行いました。
  2. バイデン大統領からは、岸田総理大臣夫妻への歓迎の意が示された上で、日米同盟はインド太平洋地域、そして国際社会の平和、安全保障、そして繁栄の礎であり、日米両国は真にグローバルなパートナーであると述べました。また、バイデン大統領は、岸田総理大臣はロシアによるウクライナ侵略に際してロシアを非難することをためらわなかった勇気あるリーダーである、日米両国は今や最も近い友人である旨述べました。
  3. 続いて岸田総理大臣から、共通の価値とコミットメントにより結びついた両国の協力は、今やグローバルなものとなっており、世界がこれまで以上に多くの課題と困難に直面している中、日本は、グローバルなパートナーとして、米国の友人と手を携え、10年後、そして100年後の世界の在り方を見据え、両国の関係を不断に発展させながら、共にインド太平洋地域、そして世界の課題解決の先頭に立つ旨述べました。そして、日米友好の象徴となっているポトマック河畔の桜に言及し、近く米国が迎える建国250周年を記念し、250本の桜を新たに寄贈することを決めた旨発表した上で、日米の友好は、両国の人々の友情と尊敬、信頼を糧に、更に発展し、世界に咲き誇っていくだろう旨述べました。

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