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令和6年4月12日
日本人留学生と懇談する岸田総理及び総理夫人 日本人留学生と懇談する岸田総理(写真提供:内閣広報室)
懇談の様子 日本人留学生と懇談する岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 現地時間4月12日午後3時15分(日本時間13日午前4時15分)から約30分間、米国・ノースカロライナ州を訪問中の岸田文雄内閣総理大臣及び岸田裕子総理夫人は、ノースカロライナ州立大学内に所在する名古屋大学グローバル・キャンパスにおいて日本人留学生との懇談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理大臣は、杉山直名古屋大学総長から名古屋大学グローバル・キャンパスの説明を受けました。
  2. 続いて、ノースカロライナ州内の大学に留学する日本人留学生と意見交換を行いました。
    1. 冒頭、岸田総理大臣から、「未来を創造する若者の留学促進イニシアティブ」の推進を通じて日本人海外留学生を今後10年で倍以上の年間50万人とする目標について言及した上で、交換留学の増加に向けた国内大学の海外展開支援事業や大学間協定の締結支援事業を充実させていく旨、また、官民一体での留学生の経済的支援策の充実を図る旨述べました。
    2. 岸田総理大臣夫妻は、参加した日本人留学生から、それぞれの留学体験等について説明を受けました。
  3. 上記2(1)を受け、政府としては、これまで1万人を超える日本人留学生を海外に派遣してきた「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の抜本的な拡充策を検討するとともに、日本学生支援機構の海外留学支援制度について、成長分野を牽引するための「特別枠」を創設し、具体的には、トップクラスの米国大学院・理系博士課程に留学する方の奨学金を、民間のトップレベルの奨学金を参考に大幅に拡充します。また、これらの方向性を経済財政運営と改革の基本方針である「骨太の方針」に盛り込み、予算編成過程で具体化します。

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