外務省・新着情報

令和6年4月16日

 4月16日、午後2時30分から約50分間、上川陽子外務大臣は、ホセイン・アミール・アブドラヒアン・イラン・イスラム共和国外務大臣(H.E. Dr. Hossein Amir Abdollahian, Minister of Foreign Affairs of the Islamic Republic of Iran)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 上川大臣から、今回の攻撃は、現在の中東情勢を更に一層悪化させるものであり、我が国として深く懸念しており、このようなエスカレーションを強く非難する旨述べました。
  2. また、上川大臣から、現在の状況は、イランやイラン国民はもちろんのこと、我が国を含めた国際社会全体の利益にならない旨強調しつつ、更なる緊張の高まりを防ぐ必要があり、自制を強く求めました。また、上川大臣から、航行の自由と安全の重要性を指摘し、地域の海洋における航行の安全の確保を求めました。また、両外相はガザ情勢についても議論を行いました。
  3. さらに、上川大臣から、在留邦人保護への協力を要請しました。 
  4. 両外相は、日イラン間で引き続き意思疎通を継続していくことで一致しました。

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