外務省・新着情報

令和6年4月19日
会談を前に、ドイツのベアボック外務大臣と記念撮影を行う上川外務大臣
日独外相会談の様子

 現地時間4月19日午前11時20分(日本時間19日午後6時20分)から約40分間、G7外相会合出席のためイタリア・カプリを訪問中の上川陽子外務大臣は、アナレーナ・ベアボック・ドイツ連邦共和国外務大臣(H.E. Ms. Annalena BAERBOCK, Federal Minister for Foreign Affairs, Federal Republic of Germany)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、昨年11月の東京以来、ベアボック外相と再会できて嬉しく思う旨述べるとともに、初の日独政府間協議の開催や本年1月の日独ACSA署名など、日独関係の進展を歓迎しました。両外相は、女性・平和・安全保障(WPS)の分野を含め、日独間の協力を更に強化するべく両外相間で緊密に連携していくことを確認しました。
  2. 上川大臣はまた、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分である旨述べ、ドイツによるインド太平洋地域への関与強化の取組を歓迎しました。両外相は、「2+2」の枠組も活用しながら、外交・安全保障分野における日独間の連携の更なる進展に向けて取り組むことを確認しました。
  3. また、両外相は、ウクライナ情勢、中東情勢及び東アジア情勢についても意見交換を行い、引き続き両国間で緊密に連携していくことで一致しました。

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