経産省・新着情報

2024年5月1日

4月29日(月曜日)、4月30日(火曜日)、イタリア・トリノでG7気候・エネルギー・環境大臣会合が開催され、経済産業省から齋藤経済産業大臣が参加しました。また、環境省からは伊藤環境大臣、八木環境副大臣も参加しました。

1.G7気候・エネルギー・環境大臣会合

4月29日(月曜日)、30日(火曜日)に、齋藤経済産業大臣は、G7気候・エネルギー・環境大臣会合に出席しました。G7メンバー国の閣僚の他、招待国や国際機関などが出席しました。
会合では、昨年のG7広島サミットからの継続性とCOP28で合意されたグローバル・ストックテイク(GST)の実施に重点を置きつつ、(1)ネット・ゼロの加速、(2)エネルギー安全保障の確保、(3)途上国との連携等をテーマに議論が行われました。齋藤経済産業大臣は、気候変動対応・エネルギー安全保障確保・経済成長の3つのブレークスルーの実現、多様な道筋の下でネット・ゼロという共通目標の達成、世界全体での脱炭素化、秩序あるエネルギー移行の実現等の重要性に言及しました。
会合での議論の内容を踏まえ、閣僚声明が発出されました。

写真1 写真2 写真3 

2.参加閣僚等との会談

G7気候・エネルギー・環境大臣会合の機会を捉えて、計4名の参加閣僚及び国際機関トップとの間で意見交換を行いました。

(1)伊 ピケット=フラティン環境・エネルギー安全保障大臣

運輸部門の脱炭素化に向けたアプローチや、原子力技術開発の推進等、G7気候・エネルギー・環境会合の主要成果について議論すると共に、成果文書の着実な実行の必要性を確認しました。

  •  
  • 写真6

(2)EU シムソン委員(エネルギー担当)

水素、再エネ、天然ガス・LNG、CCUS/カーボンリサイクル分野等における日EU協力や、クリーンエネルギー技術のサプライチェーンの強靱化に関して意見交換を行いました。

(3)EU フークストラ委員(気候変動担当)

日EUグリーン・アライアンスの下でカーボンプライシング・炭素国境調整措置(CBAM)等の意見交換を今後も継続していくことについて合意しました。

(4)IEA ビロル事務局長

今年2月のIEA閣僚理事会での閣僚声明や今回のG7会合を踏まえた天然ガス・LNG分野のIEAの機能強化、新たに設立予定のIEAシンガポール地域センターを通じた東南アジアにおける連携等について議論しました。

関連資料

担当

  • 資源エネルギー庁長官官房国際課長 白井
    担当者:戸矢、来海、笠井
    電話:03-3501-1511(内線4491)
    メール:bzl-kokusaika-france★meti.go.jp 
    ※[★]を[@]に置き換えてください。

  • 産業技術環境局地球環境対策室長 髙濵
    担当者:古矢、今井、笠井
    電話:03-3501-1511(内線 3524~3526)
    メール:bzl-s-kankyo-chikyurenkei★meti.go.jp
    ※[★]を[@]に置き換えてください。

発信元サイトへ