プレスリリース

林野庁とベトナム農業農村開発省林業局が協力覚書に署名

5月14日(火曜日)、林野庁とベトナム農業農村開発省林業局は「森林及び林業分野における協力覚書」に署名しました。

1.概要

  我が国はベトナムに対して、JICAが実施する技術協力プロジェクトや林野庁拠出のITTOプロジェクト等により支援を実施するなど、森林・林業分野の交流を継続的に実施してきました。
  また、ベトナムは近年森林面積が増加傾向で人工林率が約30％と高く、木材製品の貿易でも日本と関わりが深い国でもあります。
  今回の覚書への署名により、持続可能な森林経営と森林資源の有効利用を始めとした様々な分野での協力が一層推進されることが期待されます。

2.署名日等

  署名日：令和6年5月14日(火曜日)
  場所：林野庁
  署名者：(日本側)青山林野庁長官、(ベトナム側)バオ農業農村開発省林業局長

3.協力覚書のポイント

  持続可能な森林経営と森林資源の有効活用の推進を通じて、カーボンニュートラルに寄与する豊かな社会の実現を目指すため、日本、ベトナム両国で以下の分野での協力を行うことに合意するもの。

         a)持続可能な森林経営
         b)気候変動の緩和と適応
         c)森林資源の有効活用と管理、レクリエーションや教育などの森林の多面的利用
         d)森林保全、生物多様性及び森林景観の再生
         e)防災のための森林管理
         f)林業セクターの研究開発及び新技術
         g)人材育成
         h)合法伐採木材及び関連する貿易

4.参考

森林及び林業分野における協力覚書(英文)(PDF : 208KB)
森林及び林業分野における協力覚書(和文(仮訳))(PDF : 185KB)