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報道資料
令和6年5月29日
「オール光ネットワーク共通基盤技術の開発の方向性及び普及方策について」の公表

 総務省においては、革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業により実施するオール光ネットワーク共通基盤技術の研究開発プロジェクトについて、情報通信審議会 情報通信技術分科会 技術戦略委員会にオール光ネットワーク共通基盤技術WGを設置し、共通基盤技術の開発の方向性や普及方策等について検討してきました。
 今般、同WGにおいて「オール光ネットワーク共通基盤技術の開発の方向性及び普及方策について」が取りまとめられましたので、公表します。

1 経緯・概要

 総務省は、次世代の基幹的な情報通信インフラBeyond 5G(6G)の実現、我が国の国際競争力の強化等に向けて、令和5年3月に革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業を立ち上げ、我が国が強みを有する技術分野を中心として、社会実装・海外展開を目指した研究開発に対する重点的な支援に取り組んでいます。
 特に、オール光ネットワークについては、早期に社会実装し、その普及拡大を図る観点から、令和5年度補正予算において、単独の通信事業者の事業利益に繋がらない開発領域として、通信事業者間連携のための共通基盤技術の開発等を目的に、基金を拡充しました。
 総務省では、情報通信審議会 情報通信技術分科会 技術戦略委員会にオール光ネットワーク共通基盤技術WG(主任:山中 直明 慶應義塾大学 理工学部 情報工学科 教授)を設置し、本年2月より、本基金事業による共通基盤技術の開発の方向性や普及方策等について検討してきました。今般、同WGにおいて「オール光ネットワーク共通基盤技術の開発の方向性及び普及方策について」が取りまとめられましたので、公表します。その取りまとめ内容は別紙のとおりです。

2 今後の予定

 総務省では、本取りまとめ内容を受けて、革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業によるオール光ネットワーク共通基盤技術の技術開発の実施に向けた制度の整備等を行います。

連絡先
総務省 国際戦略局 技術政策課
 担当:清重室長、新城係長、都築官、矢野官
 電話:03-5253-5727(直通)
 e-mail:gijutusenryaku_atmark_ml.soumu.go.jp
 「_atmark_」を「@」に置き換えて送信してください。

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