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紅麹関連製品への対応に関する関係閣僚会合
令和６年５月３１日、林内閣官房長官は、総理大臣官邸で第２回紅麹関連製品への対応に関する関係閣僚会合を開催しました。
林官房長官は、挨拶で次のように述べました。
「紅麹関連製品による今般の健康被害事案は、食の安全や機能性表示食品の信頼に関わる重大な問題であります。
政府においては、今般の事案を重く受け止め、速やかに、食品衛生法に基づく措置による被害の拡大防止や健康被害の原因の究明等の対応を進めてまいりました。あわせて、実態調査や有識者会議での議論も行い、本日、機能性表示食品制度等に関する今後の対応を取りまとめました。
まず、健康被害の拡大防止です。機能性表示食品による健康被害が発生した場合には、事業者から行政に報告が速やかになされた上で、有害な食品の流通を止めるための措置が迅速に講じられることが何よりも重要であり、行政への速やかな情報提供を義務化いたします。
また、機能性表示を行うサプリメントについて適正製造規範（ＧＭＰ）に基づく製品管理を要件化し、消費者庁が立入検査等を行うこととするとともに、届出に対する科学的知見からのチェックを強化するなど、機能性表示食品制度の信頼性を高めるための措置を講じます。
各大臣におかれては、本日の取りまとめに基づき、必要な措置を講じ、食の安全・安心の確保に努めていただくよう、お願いいたします。」
